政府が大声で地方創生を叫んでいたが最近は声も小さい。
結局は地元が動かなければ地方創生も絵に描いた餅。
梼原町が目指したのは「集落活動センター」という小さな基点を中心とした
「自走する循環型の地域社会」だという。
限界集落が叫ばれる今、地域の人が自分たちの力でできることをやるという姿勢。
自分たちが株主になっても儲けなくていい、地域に暮らす人々が楽しく安心してくらせる社会であればいい。勿論県や町や政府の資金を活用しながら自分たちの力を合わせて
「集落活動センター」に思いを寄せる。元気な高齢者も多いのだ。
地域の人たちが考えていろいろな組織をつくり活動しているという。
廃業のスタンドを自分たちで経営したり、自然エネルギーを導入したり、
電柱の地中化をはかったり自分たちが安心に暮らせる社会を作ろうとしている。
高齢化が進むなかでどう循環型にもっていけるか難しいのは確かだろう。
それでも頑張って先頭を走り続けてほしい。楽しみにしたい。