安全保障の核心は信頼。

ロシアがフィンランドNATO加盟に反発している。軍事的措置を講じるとも。

フィンランドの自律的中立を変更したのは遺憾だというのである。

国同士の安全保障の関係は信頼で成り立つものだ。

ロシアがウクライナに侵攻するという愚を犯す国になって信頼が崩れた。軍備を増強しても侵攻しないという信頼があれば問題にはならない。もしかしたら侵攻という行動をとったということは大戦前のようなロシアが領土を拡張路線をとることもあり得ると考えれば自国を守るためにどうするべきか考えるのは当然のことだ。フィンランドを批判する前になぜフィンランドは中立の立場を放棄してNATO加盟を選択したかをロシアは考えるべきだろう。

フィンランドNATO加盟が嫌ならばまずロシアはウクライナから撤退しロシアの国際的信頼を得るために努力する態度を見せることだ。

隣の家同士が信頼関係にあれば多少体格がよくてヤーさんのようであっても普通心配はしないものだ。どうも隣はおかしい人だとなったらなんらかの対応するのは当然のこと。例えば警察に警戒を要請したりだ。しかし国際的には大国ロシアのせいで国連は機能していない。となれば自国を守るためにはどうするか考えるのは当然のことだ。