子どもを引き渡す用意。ロシア。

国際刑事裁判所から逮捕状がでているロシアの子どもの権利担当全権代表は

「家族の要請があれば子供を引き渡す用意がある。」と表明した。

ウクライナからは16000人とも言われる子供が連れ去られたとウクライナは言っている。しかし連れ去った子供たち全員のリストの公表は拒否している。ロシアは保護のために連れ去ったといっているのだ。戦争というなかで家族の要請というけれど家族がいるかどうかも分からない状況で家族からの要請でというのも疑問である。国連などの関連する機関にまずは全員のリスト提出が子供の人権という意味では必要だろう。

その上で国連機関が仲介して子供たちの事情に配慮した対応をとるように両国と協議すべきだろう。380人がロシアの里親に引き渡されたとも伝えられる。他国の子供を勝ってにロシアの里親に引き渡すなどは本当に保護なのだろうかという気がする。

信頼のない国の担当者のいうことはつい眉に唾をつけて聞いてしまう。

侵攻という名の戦争での最大の犠牲者である子供を政治的に利用したり弄んではいけないだろう。