佐々木譲「暴雪圏」を読む。

    作家 佐々木譲は北海道生まれだ。
    1950年生まれ。かずかずの文学賞をとった作家だという。

   「暴雪圏」
    数年に一度の彼岸のころに十勝地方を襲った暴風雪。
    通行止めや停電などの悪条件下に一度に何件かの事件が起こる。
    暴力団の組長宅に組長留守のあいだに強盗が襲い、金を奪い、
    妻を殺害する。犯人の二人は別々に逃げるのだが・・・・・。
    身動きのとれないほどの時に橋の下から女性の死体が発見という
    報告が警察に入る。運送会社の社員が会社の金庫の大金を
    もって逃げようという誘惑にかられて実行する。
    不倫を強要する男と女の待ち合わせ場所のレストラン兼旅館に
    それらの犯罪者たちが暴風雪に足をとられて集まってしまう。
    殺人犯は犯行がばれて集まったひとたちみんなを人質にとって脅す。
    警察も身動きとれないなかでどうなる・・・・・・・・・・・・・。 そんな本だ。
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