石持浅海作品。初めて読む作家。略歴によれば男性作家・推理作家。1966年生まれ。
中学生の女の子が親友とふたりで競争しあう二つの新聞社を相手に偽装誘拐をでっちあげて身代金を奪うという話。
『リスの窒息』
親友の栞と聡子が栞の家に一緒にいくと鍵がかかってる。窓の下には父の靴。仲に入ってみると寝室で若い家庭教師と母が裸で殺され側で父が自殺していた。
栞は母と教師との関係を気づいていて父にバレたらなにかあるだろうと感じていた。栞は一度に奈落に。栞はこれからの学費・生活のために誘拐を自演して新聞社から身代金を得ようと考えて新聞社の投稿欄にメールを送る。投稿欄の担当者たちはあわてふためき上司たちに連絡するのだが社長・常務・編集長などいろんな思惑のなかで警察に届けることができずに結局栞に身代金を渡してしまうのだが・・・・・。
(協力しあった親友もお金を得ると栞は聡子を殺そうとして仲違いが自滅に・・)
☆☆☆