ウクライナの世論調査でウクライナ国民が「領土を諦める」という人が19%になって倍増したという見出しがある。
ニュースというのは「領土を諦める」を中心にするのかいまだに19%の人は認めるとは言ってるけれどいまだ74%の人は領土を失うのを認めていないと見出しにするのとでは国際社会に与えるインパクトは非常に異なるように思える。
ロシアが条件つきで(現状の状況で停戦する交渉をする用意がある。)の交渉にウクライナを引きずり込むような見出しの付け方の気がする。
ウクライナでは厭戦気分が増えているという状況を伝えてはいるのだろうが・・。
これもロシアの情報戦の一部による見出しの付け方なのだろう。
日本のネットニュースの見方としてはちょっとおかしい気がする。
「侵攻したロシアを正当化するようなことを許すのはいかがなものか。」と私はずっと思っている。ニュースを出す意図は世論を誘導しようとする意図が感じられて嫌だなあ。ウクライナで厭戦気分があるなら早く停戦して支援もしなくてもいいのではと思わせるやりかたではないか。