中国の本音が見えた?

先日 中国の駐フランス大使盧沙野氏がウクライナなど旧ソ連構成国の主権に疑義があるとフランスでのインタビューで答えて欧州各国から猛批判を浴びて中国政府が修正した経緯のある大使が中国の国際交流機関の「中国人民対外友好協会」の会長に就任すると香港の新聞が報じた。

インタビューの発言は大使の個人的な考えではないだろうと推測はしていたけれど今回国際交流機関の会長に就任というニュースはやっぱり大使の発言は中国政府の考えそのものという思いを強くした。こんなウクライナなどの主権に疑義があるとする発言は非常に重要な発言だと思う。そんな発言をした大使がどれほど協会会長という重要ポストに就任ということは一個人の発言ではなく中国の考えそのものだということだろう。

信賞必罰のはっきりしていると思われる中国であの発言の後に重要ポストに就任させるはずがないだろう。ちょっとガッカリである。

もしかしたら欧州でどんな反応をするか国家主導の様子見だったのだろうか。

そうだとしたらそんな姑息な手段をとる中国にガッカリである。