中国の報復の第1弾?

台湾の蔡総統と米国の下院議長とが会談したことを受けかねてから報復を示唆していたが第1弾と思われる報復措置がでてきた。

台湾の駐米大使とその家族に中国本土や香港などの渡航を禁止すると発表したのだ。

「下心をもって中台の対立を引き起こし台湾海峡の平和と安定を破壊」のためという。

「国家の主権と領土保全を守り抜く決心と能力を見くびってはならない。」と。

スパイ問題もあり行って拘束される心配もあるから中国に行くこともないと思われるからどれほど効果のある厳しい報復措置なのかは分からない。これが最初で今後の動向を見極めて次が出てくるのだろう。

欧州委員長が台湾の安定を支持したように台湾の安定を願う国際的な環境もある。中国としても過激に台湾を力で併合するようなことはロシアと違ってしないと楽観的に思っている。ただ国際的に注視していく必要はあるだろう。なにが起こるかしれない時代に保守的かもしれないがまずは世界平和であることが一番だ。