中国の本音が出た。

中国の駐仏大使がメディアにこんな発言をした。世界の秩序を揺るがす発言だ。

旧ソ連から独立した国々は主権国としての地位を具体的に示す国際的合意は存在しない。」と述べたのだ。ウクライナラトビアやそのほか旧ソ連から独立した国々の国家主権に疑問を呈する発言をしたのだ。中国がロシアのウクライナ侵攻に反対せずロシア寄りの姿勢を貫くのはロシアのいうことを鵜呑みにしてこの考えに基づくからなのだろう。当然中国のこの発言には大きな反発が起きている。なにしろ国家の存在を否定されたのだから。これがロシアのウクライナ侵攻の暴挙のプーチン大統領の根っこにある考えなのだろう。これでは当然ウクライナに留まらず機会があるごとに旧ソ連から独立した国は軍事的脅威にさらされることになる。こんな考えは許されるのだろうか。

これでは中国は世界から反発を喰らうのは当然だろう。ロシアは北方領土を日本から取り上げそれについては憲法で領土を分割することはないといい、独立した旧ソ連から独立した国は国家主権がないという。結局は自分勝手な国ということだ。