那須正幹『ズッコケ中年3人組』を読む。

那須正幹作品。広島生2021年に亡くなられたという生きてたら80歳か。児童文学作家という位置漬けらしい。ズッコケ三人組シリーズが子供や大人に流行したらしいが自分は初めて読む作家である。子供向けのようでもあり大人が漫画を読むように読める本。2005年の作品。子供たちはズッコケシリーズを楽しく読んだのだろう。

『ズッコケ中年三人組』

小学生の時に大泥棒Xと対決してあと一歩まで追い詰めた「ハチベエ」「ハカセ」「モー」の仲良し3人組。40代になってそれぞれコンビニの店主・中学校の先生・ビデオショップの店員と地元で生活するようになって一緒に飲んだりしていまだ交際。

そんな中で30年経って銀座の宝石店で怪盗Xと思われる事件が起きた。そしてハチベエの店に盗まれた宝石が置かれていた。そして地元のお寺にある地元出身の有名画家の絵を頂くという怪文書が送られてきた。かって小学生の時の事件で頑張った3人への挑戦状と受け取った3人は仕事の合間を縫って調査を開始して予告日に備えるのだが・・・・。

(子供向けの本なのかもしれないが楽しく読んだ。)

☆☆☆