阿津川辰海『午後のチャイムが鳴るまでは』を読む

阿津川辰海作品。東大卒の30歳のミステリー作家という。新着本ということと表紙が可愛らしいので借りてきた。学園もののミステリーだ。

『午後のチャイムが鳴るまでは』

九十九ヶ丘高校の生徒たちの青春だ。学校から外出のできない昼休みに俺とアキラはサービス券を持つラーメン屋にスリルを感じながら抜け出して食べる話。成功したと思われたが出会った生徒会長にバレていたという話。また

文芸部の部活をやってる仲間たちの話。文芸部の発行する「九十九文学」で今回は文化祭にあわせて特別号として印刷を外部に出して発行することに・・。なかなか原稿が集まらない、表紙をカッコよくしたいというので絵を上手な子に頼むのだが・・・。

なかなかギリギリまで完成しない諸々を描いた作品。

(結局 80歳の高齢者には読んでも楽しさは伝わっても飽きてきた。やっぱり最後まで読み切るのは無理だった。こんな本はやっぱり若者が読むのだろうか・・・。表紙はいいねえ。)

☆☆