中国の王毅外相はロシアが侵攻を続けるウクライナについては独立した公平な立場を堅持するという考えを明確にした。また政治的解決を見出すために尽力するとも言う。
独立した公平な立場とはロシアのウクライナ侵攻に協調するということなのだろうか。
まずはロシアの侵攻という暴挙を否定することがないことが公平な立場と言えるのだろうか。戦後78年の国際社会の安定を覆すロシアの侵攻に対してNOということこそ公平なのではないかという気がするが・・。独立した公平な立場という一見立派に見える言葉もロシアの侵攻も理解しているよと言ってるように聞こえる。
またいかなる国際的な多国間フォーラムにおいても「客観的かつ理性的な発言者となり、和平交渉を積極的に推進する」と述べているがこれもまた抽象的に立派なことをいってるように聞こえるが中国はいつだって客観的・理性的にものをいっていると上から目線に聞こえるのは自分だけだろうか。ウクライナについて言えばロシアに横暴を反省させ撤退させることが客観的・理性的発言と思うけれど侵攻については中国はどこからみてもロシア寄りの発言と行動にしか見えないが・・・・・・。
中露の外相が電話会談して結束を確認して「中露に制裁を課し発展を抑え込む欧米の試みを拒否する」と言ってる。主にはロシア侵攻で制裁を課しているのだからまずは中国は侵攻に非難が先にないとなあ。それを抜きにして公平な立場とは何?