ベルラーシのルカシェンコ大統領が中国を訪問することになった。
ロシアのウクライナ侵攻の1年が過ぎ、中国の外交トップがロシア訪問し、中国が停戦の調停を発表してる中で国連の決議に反対したベルラーシ大統領が訪中する。プーチン大統領の極めて近しく独裁者と目されているルカシェンコ大統領の訪中はどんな習近平主席との会談になるのか極めて注目すべきことだ。ゼレンスキー大統領が訪中を希望と発表した後だけに中国に釘を刺しにいくのか。中国の習近平主席の会談での発言はこれからの世界の動きに大きな影響を与えるだろう。個人的にはロシア寄りの発言や立場が目立つ中国を考えると残念ながら世界平和に向けての大きな期待はできないのではないかと思う。中国からロシアの武器供与の噂もちらほらする。ロシアの侵攻という理不尽にウクライナを援助するのは当然のこと。侵攻したロシアに武器を供与することとはまったく意味が異なる。小国は他国から助けてもらわないと大国の理不尽な侵攻に蹂躙されるままになるのは明らかだ。中国は国連憲章をどうとらえているのか。世界の秩序は危ういものになりかねない。大国中国の行動がどうでるか。