中国を刺激する台湾総統の米国訪問。

台湾の総統が4月に米国を訪問して下院議長と会談というニュースが流れた。

中国は当然の如く怒り心頭である。台湾上空への脅しの軍機の飛来など台湾とすれば台湾の国民が防衛に危機感をもっていてそれに対応するには米国に頼らざるを得ないという事情もある。圧力をかけるから他国に頼る。それを中国は非難しさらに圧力をかけるという悪循環にはいっているようだ。それによって米国への不信感を中国は持つ。

米中摩擦はエスカレートしていく。当然中国はロシアとの関係を強化しようとする。

どうしたら解決するのだろう。中国も台湾も米国もともに成り立つ方策が見えない。

中国の目の前の台湾が真に独立し米国の完全な庇護に入ることは奇跡でも起きない限り無理だろなあ。香港をみても民主化でさえ封殺してしまう国だ。自治を認めるという甘言は言うだろうが台湾の国民がそれで我慢ができるかどうか・・・。難問だ。