「ロシアの交渉の仕方」

ロシアの外務次官は「ウクライナと条件をつけずに交渉の用意がある。」と語る。

そして面白いのは「交渉は現実を踏まえてする必要がある。」と。

それを条件というのだと思うがどんな思考回路をしているのだろう。仲介者がいて話合いをする場で条件提示をする場合があるかもしれない。しかし侵攻の当事者が条件をつけずに交渉の用意があるといわれてしかも現実を踏まえてと言われてもいかには自分たちは勝者である。いうことを聞けといっているようなもの。条件をつけない交渉とはいわないだろう。たんに世界にロシアは交渉の用意があるけれどウクライナが乗ってこないのだと宣伝しているようなもの。これがロシアのトップクラスの思考なのだろう。

ロシアのトップクラスの人が口からでることはすべて脅しか非難か勝手な論理だ。

一年間言い続けているが正当な理由もなく他国を蹂躙してきたのはロシアだ。

ロシアの兵士や兵器は損害を受けただろうがウクライナは民間人の命も兵士も国土もインフラも蹂躙され続けてきたのだ。勝手な言い草によって。