欧州歴訪の旅。

ウクライナのゼレンスキー大統領が欧州首脳の会談。戦闘機の供与を要請して回っている。まずは英国・仏国・ドイツの首脳と相次いで会談。最後はEU首脳会議に臨む。

ロシアの大攻勢が噂されるなかでウクライナの存亡をかけての武器供与のお願い行脚だ。ウクライナがロシア侵攻を許すことは欧州を危険に陥れることが欧州の首脳は皆認識している事実だろう。どこも平和を維持している現在、1国でも拡大主義をとることは世界秩序を破壊することは明らかだ。だから何としてもウクライナに頑張ってもらわないと困るのだ。特に欧州の隣国ロシアのプーチン大統領の考え方は欧州とは相いれない。旧ソ連邦を夢見るプーチン大統領は欧州にとって明らかな危険分子に映るだろう。

だからこそ欧州では武器供与も辞さないのだ。ロシアの侵攻が過激になれば欧州の武器供与も過激になっていくだろう。大攻勢といわずにウクライナから撤退を検討すべき時だろう。これがロシアの国民にとっても欧州の国民にとっても最良の選択だ。

もともとロシアの侵攻は誤った決断だったのだから・・・。