４５年も政治犯の死刑執行がなかったミヤンマーでついに政治犯の死刑執行が行われた。アウンサンチー氏の側近など民主派の４人が死刑執行されたという。
国軍の軍事クーデター以来１年余。ミヤンマーは民主派の弾圧を繰り返してきた。アウンサンチー氏の行方も不明というから政治的後退は続いているのだろう。
クーデター以来９４０人の民衆が銃弾などでに倒れたという噂もある。仏教の国というイメージをもつミヤンマーだが日本の大乗仏教とは違うらしい。しかし戒律が厳しく瞑想などで悟りを開く仏教が中心で国民の８８％が仏教徒だという。お釈迦さまを信じるのは一緒だろう。民主化を弾圧する国軍の兵士はどう思っているのだろうか。
それにしても香港の民主派への弾圧といい、中国・ロシアの情報統制といい世界の民主主義が大戦以来の危機的状況に進んでいるように思うがどうだろう。
