やっぱりおかしいロシアの非難。

ロシアのラブロフ外相がセルビア訪問が中止になって西側諸国を非難した。

訪問中止の理由が近隣国が領空を通ることを拒否したからだ。

その非難が「考えられないことが起こった。主権国家外交政策を遂行する権利のはく奪だ。」と非難の声明を出した。主権国家と認められたくば相手の主権国家も認めることだ。ウクライナもまた主権国家である。そんな主権国家に武力を行使して虐殺・略奪・破壊行為をしたことはロシアなら許されると考えているのだろうか。

主権国家の多数の人命や財産の破壊行為が外交を遂行する権利よりも上だとは思われない。何かいうと必ず大国の横暴の論理が出てくる。このような考えの人が安保理常任理事国として君臨して拒否権を持つのだから国連も混乱し、世界平和も脅かされるのも当然だろう。