大戦から進歩していないロシア。

ロシア首脳部は世界大戦から70年以上経っているのに考え方はまったく進歩していないように見える。

ロシアのラブロフ外相はEUは欧州にとどまらない戦闘的な組織体制に変質してきていると非難している。戦後の枠組みを変えようとした国はロシア以外であったろうか。EUは経済的にともに手を携えて繁栄しようとしていう壮大な構想であり失敗を恐れない戦後の枠組みだと思う。NATOもロシアの攻撃的体質がなければ自然消滅的に縮小していくべきものだ。自分のことが攻撃的であれば相手が攻撃的と非難して自分たちを正当化するという論理はロシアや中国などがよくある主張である。フィンランドNATOに加盟するといったら送電を止めたという。世界平和を目指す国にとっては困ったものだ。