天野節子『彷徨い人』を読む。

天野作品。1946年千葉出身。初めての作家。62歳からスタートの作家らしい。推理小説作家らしい。2012年の作品。ちょっとややこしすぎる構成かなあ。

『彷徨い人』(さまよいびと)

幼馴染女性4人で日光に旅行を計画したのだが一人欠けて葉子の友達美香子を入れて旅に。しかし帰った直後に葉子が失踪する。夫は不審な失踪と探すのだが他の人たちはDVとか不倫とかメールは来るのだが姿が見えないまま日にちが過ぎる。旅行の友の一人千里の夫精一は交通事故で亡くなっていてその事故について警察は事故ではなく事件という仮定のもとで捜査することに。美香子もまた葉子が買った三猿のお土産が思いがけないところから出てきたことで葉子は事件に巻き込まれたという疑いを。調べていくと交通事故と葉子の失踪が関連がある疑いが・・・・・。千里と葉子の姉の夫宗太が実は不倫していた・・・・。不倫の現場を押さえられた宗太が精一を交通事故を装い殺害しそれを知られた葉子を殺害・・・。

(施設入所の親をもつ家族を巻き込んで事件は複雑に展開する。ややこしすぎて・・)

☆☆☆