辻村深月氏直木賞作家だ。40歳バリバリだ。「ツナグ」に続く2冊目。
この本のほうがやさしく素直に読める本だ。
『青空と逃げる』
題名どおり母子での逃亡の話であり、逃げた先には青空があるという話。
本条拳は演劇俳優、妻早苗もかっては演劇をやってた。小学生の子力がいる。
拳が大物女優の車に乗っていて事故を起こし、女優は自殺する。
ダブル不倫でマスコミに叩かれ、相手の事務所から追われて母子はする
逃亡する。最初は四国の友達の所、そこにも事務所からの追ってで
家島に、そして大分の上人ヶ浜温泉へ。砂湯かけで働くのだがそこも・・。
死んだ女優の子が訪ねてきて夫は仙台にいると・・・・・・・・・。
覚悟をきめて会うのだが子は夫と連絡をとっていたと告白。
結局は誰も悪い人はいなくて逃亡の先々ではみんな優しかった。青空とともに。
☆☆☆☆