#小路幸也『カレンダーボーイ』を読む。

小路幸也(しょうじゆきや)作品。函館の中央図書館で講演会をやるということで特集を組んでいた1冊。初めて読む作家。北海道の旭川出身の60歳という。

『カレンダーボーイ』

1968年と2006年を一晩眠るごとに行き来するという話。

大学教授が起きたら5年生に戻っていて同じ大学に勤務する子供の頃親友だった男も同じだという。そのころ世間を騒がした3億円強奪事件とそれに関係して子供のころ好きだった女の子が一家心中をしたことに心を痛めて結果を知っていることを利用して3億円を取り返して女の子を救えないかとする話なのだが当然歴史を変えることをしようとするのだから副作用も起きる。さて子供たちでどう救うのか・・・・・・。

(寝るたびに1968年と2006年とで行き来することと歴史を変えようとすることが・・)

☆☆☆

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