ロシア大統領選。荒れ模様。

厳しい言論統制の中で行われているロシア大統領選は投票所で投票箱にインクなどの異物を入れたり、軍人を伴って投票箱をもっての投票など荒れ模様だ。大勢はプーチン大統領が再選されるのだろうが監視付きの統制された選挙に苛立ちを隠さない国民も少ならずいるのも確かなのだろう。独立系のメディアの記者などは厳しい言論統制にいつ拘束されてもおかしくない状況と思っているようだという。ロシア国民は海外のメディアの状況を理解しているのだろうか。言論統制でなんとしても得票率と投票率を高率にしてやっぱりロシアはプーチン大統領でなければということと、ウクライナ侵攻は正当だということを内外に示す絶好の機会と捉えているのだろう。

ロシア占領地での投票も進められており、西欧諸国や日本など50カ国以上の国々は国連憲章に反すると非難している。めちゃくちゃだなあ。この横暴を誰も止められない悲しさ。既成事実だけを何としても積み上げようとするロシア。これがロシアの指導者。