国民の支持があれば侵攻していいのか。

ロシアのプーチン大統領ウクライナ侵攻について国民の支持を得ていると演説したという。真の指導者とはたとえ他国を侵略してでも領土を取るべきと主張しても国際的なルールでは侵攻できないと国民を説得するのが指導者のあるべき姿だろう。ロシアのウクライナ侵攻は国民が侵攻をと望んだわけではない。プーチン大統領の判断でウクライナに侵攻したものだ。十分な情報を開示しているとも思われない状況、情報統制が厳しい状況のなかでは国民は支持していると言われてもどれほどの国民なのか反対している国民も一定程度いるだろうにその人たちの意見は無視されているのだろう。現実的に反政府指導者ナワリヌイ氏は殺害されたとも思われる死に方をしているし、反政府の大統領立候補予定者は名前すら登録できなかった。何度もいってるがロシアは安保理常任理事国である。世界平和に関する責任ある国であり、プーチン大統領はその責任者である。

拒否権を持つ常任理事国とは世界平和に指導的役割をもつ国ということだ。

常任理事国から降りるという選択はないものなのか。