ノーベル財団。ロシア招待撤回。

スウェーデンノーベル財団は去年は招待しなかったロシアとベルラーシをも今年は招待すると発表して反発が拡がって財団は招待を撤回した。

昨年よりも世界平和の兆しが進んでいるのならともかくむしろ悪化しているように見えるロシア侵攻の状況になぜ招待を拡大したのだろうと誰もが疑問に思っただろう。

特に21年にノーベル平和賞を受賞したロシアの新聞の編集長がスパイともいえる「外国の代理人」とロシアは指定したばかりである。

ノーベル財団のいう「世界の分断が深まり意見が異なる者同士の対話が減っている傾向に対抗するため」というのだがロシアは編集長を「外国の代理人」にしたのは内政外交に否定的な見方を醸成する情報の拡散に参加したからだという。これは意見の異なる人たちの言論を封じる行為であり国が言論を封じるのを助長するような政策に財団は与するべきではないと思うけれど・・。財団は自由な言論をしたから平和賞を授与したのではないのか。招待撤回は当然な賢明な措置だろう。編集長にはこれまで以上に戦争を終わらせるべく筆を奮ってもらって平和に貢献してもらうことだ。

ロシアには「外国の代理人」という称号を撤回してほしいものだ。