多くの問題は撤退で解決する。

国連のグレテス事務総長はロシアの「穀物合意」の停止を心配している。国連やトルコなどとウクライナ穀物輸出について合意していたのだが期限は120日で通常は延長されるのだが今回ロシアは延長を拒否したのだ。

ロシアの言い分はウクライナ穀物は合意によって輸出は円滑にいっているけれどロシアの穀物の輸出がいろいろな制約でうまくいっていないというものだ。

これこそ自業自得なのだ。だからウクライナ侵攻という横暴をやめて撤退して元の状態に戻したほうがいいと言っているのだ。ロシアの領土が傷んでいるわけではない。ウクライナの領土が侵攻という横暴によって蹂躙されているのだ。撤退したからといってロシアにとっては以前の状態に戻るだけだ。ロシアは非難する前に国際協調という信頼を取り戻すこと、撤退という英断で国際的信頼を取り戻すことを考えたほうがいい。

世界的平和とか世界的安定とか考えたらひとりの身の保全などどちらが重要か考えるまでもない。いまだになぜウクライナにロシアが侵攻したのかさえ世界の人々は理解できていないだろう。ロシアには正しい判断をする人はいないのだろうか・・・。