第２次世界大戦後の曲がりなりにも世界秩序の形成に貢献してきたのは国連を中心にした国際機関であるのは確かだろう。それがここにきて機能不全に陥っている。
安全保障理事会や経済社会理事会などは機能不全に陥っている。
これは安全保障理事会の常任理事国という重要な地位にあるロシアが自らウクライナ侵攻という暴挙によるものだ。ロシアはたかが隣国ウクライナに侵攻したぐらいで国連が機能不全になるとは思っていなかったのではないか。クリミア半島を不法に併合した時の各国の対応が甘かったのは確かだ。プーチン大統領は国連とはこれぐらいのレベルかと思ったのだろう。キーウを短期間で抑えてしまえばウクライナ併合も可能だろうと思ったのだろう。核の脅しをかけて世界を黙らせようとしたけれど米欧中心にこれほどの暴挙は許すわけにはいかないと結束してしまった。プーチン大統領は世界を見誤った。
ウクライナのゼレンスキー大統領を見誤った。
ロシアは経済社会理事会に理事国と立候補しているけれど得票数に何度選挙をしても得られないという。国連を機能不全にしたのは間違いがなくロシアのプーチン大統領だ。世界の人々は怒っているのだ。はやく暴挙はやめろと。
