なぜ撤退しない!ロシア。

プリコジン氏の反乱は情報が錯綜している。

シェイグ国防相はワグネルの反乱は影響がなかったといい。プリコジン氏はまた前線に復帰するだろうと述べたと言われる。もしそれが本当なら茶番がまた演じられたというべきだろう。米欧の情報ではロシア政権では混乱していると報じられるが・・・。

プーチン大統領はなぜ撤退を決断しないのだろう。ひとつにはまだまだ中国の後ろ盾が強力なのだろう。また撤退の決断はロシア国内のみならず旧ソ連と言われるなかでもプーチン大統領に近い国々への影響は絶大だ。そしてプーチン大統領の側近と言われる人たちの影響が大きすぎるのだろう。自分たちに叛旗をかざした人たちへの仕置きが撤退と決断した途端に自分たちに返っていくのが分かり切ったことだからだろう。

それらを考えると兵士たちの尻をどんなに叩いても無理やりでも戦地に送り侵攻を成功させる必要があると考えているのだろう。兵士も可哀そうなものだ。将来にわたって世界から信頼を勝ち得ることのない大統領を支持し続けるロシア国民はどんな考えなのだろう。侵攻に勝利しさえすれば以前のロシアに戻れると思っているのだろうか。