「消息不明」プリコジン氏

世界を駆け巡ったロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリコジン氏が反乱を起こした事件はあっという間にしぼんでしまった。

ベルラーシの大統領の甘言に乗ったのだろうが罪は問わない、兵士は軍と契約すると。

ロシアのなかのニュースのなかで一番露出したプリコジン氏の消息が見えず各国ともに注目しているという。誰もが心配する。あのプーチン大統領が「裏切り者」の称号を与えた人を無事に生かしておくだろうかということだ。野党指導者は飛行機のなかで薬をもられ今刑務所で何十年ともいわれる刑期を過ごしている。

ベルラーシの独裁者ルカシェンコ大統領とプーチン大統領は特に親密な盟友だ。

ロシアの戦術核を受け入れた国でもある。病気説もあったけれど元気なようだ。

ロシア国民はワグネルの撤退を歓迎しているというニュースもある。ロシア国民のプーチン大統領への支持はまだ高いのだろう。極端な統制と教育で国民の頭のなかはプーチン色に染められているのだろう。