プリコジン氏の誤算?

ワグネルの反乱はあっという間に収束したけれど今なお情報が乱れ飛ぶ。

ウクライナ侵攻の副司令官という高官が反乱を事前に知っていたという情報もありその高官は拘束されたという噂があるというのだ。あれだけ威勢よく国防省などを批判して反乱に及んだプリコジン氏は単にまったく見込みもなく自分の義侠心だけで立ち上がったはずはないと思うのも当然の推理だろう。軍の他の高官も何らかの支持してくれるのではないかという感触があったのではないかという推理だ。その筆頭が拘束されたといわれる副司令官だ。プリコジン氏とは良好な関係があった人物だが反乱直後には自制するよう発表した人物でもあるという。このことがベルラーシの大統領の説得と相まって反乱を断念したのではないかと言われる。

プーチン大統領は疑心暗鬼にまだまだ追及は続くだろう。今度反乱があったら命を狙われる。そして今度は周到に準備されたものになりかねないからだ。

当分ロシアのプーチン大統領の身辺は忙しいことになりそうな気がする。

楽になるためには撤退という決断しかないのだが・・・・・。