原発処理水の放出について近隣各国は反対の声は依然強い。
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が報告書を日本に提出するとともに韓国・クック諸島の国々・ニュージーランドにも報告書の内容を説明して回るという。
処理水放出の安全性に対する評価を含む包括報告書の内容を説明するという。
韓国ではこの問題を与党攻撃の材料としているし、中国は自国の原発で日本より汚染水を流す原発がある一方で「太平洋は日本が核汚染水を垂れ流す下水道ではない。」と自国のことは抜きにして政治問題にしようとしている。
その意味では国際原子力機関(IAEA)という国際機関が公正に科学的に判断しての評価を説明してくれることは日本にとっては力強い味方になってくれるかどうか。
いずれにしても日本では原発処理水をいつまでもこのままにしておけないのは確かな問題で早い決着が求められるところだ。勿論科学的に問題があるものを流すことは問題外だ。