進まない和平交渉。

アフリカ諸国の首脳がウクライナとロシアを訪問して和平交渉の仲介を試みたけれどウクライナは全面撤退をいいロシアは和平交渉を拒否しているのはウクライナだとして交渉にはプーチン大統領は懐疑的な見方を示したという。

いろいろな国々が仲介の労をとろうとしているのだがまとまる気配もない。

なぜアフリカ諸国や開発国や中国も含めて和平交渉や停戦という話をロシアにするのだろう。国境が定まらず紛争状態を仲介するなら停戦とか和平とかあるだろうが一方的にウクライナに発砲しミサイルを撃ち込んだ侵攻にはなぜ撤退をロシアに提言しないのか不思議である。勿論それぞれの国がロシアと関係してるからなかなか撤退すべきと言い出しにくく「和平交渉」などとオブラートで包むような話をするのだろうが今回の侵攻は明らかに国連憲章に関わり、しかも安保理常任理事国としての責任を放棄するものだと思う。各国がはっきりとプーチン大統領に「撤退すべき。」と申し入れをすべきだろう。国連決議の順守すべき、撤退すべきと各国が声を大にしないとこの戦争は長引き、さらに悲劇を生むだろう。