「米国はパートナーであるべき」中国。

中国の習近平主席は会談のなかで「米国は敵対するのではなく中国とはパートナーであるべき」と述べたと言われる。超大国の米国と中国は敵対することなくパートナーであるほうがいいのだろうけれど言葉だけ聞けばいい話に聞こえるけれどウクライナ侵攻を続けるロシアに心を寄せ、北朝鮮がどんな危険な行為をしても許している中国をみるとどうみても米国とパートナーになれるはずもない。ロシアにも北朝鮮にも国際的な安定や平和のために是々非々で行動するのでなければ「口先外交」になるだろう。たしかに中国は大国になった。しかし自国への都合のいい国に甘い外交を展開するかぎり米国とパートナーにはなりえないのではないか。

機能不全に陥っている国連の改革にも積極的に取り組むなど大国は高い視点で指導力を発揮するようになったら国際的に各国は米国と並んで中国も信頼されて真の大国になるだろう。自国の利益を追求しているばかりでは信頼を失うだろう。