台湾問題の行方。

台湾の蔡総統が米国を訪問して下院議長と会談した。

「揺るぎない支援」を下院議長は表明した。訪問前から中国は非難を繰り返し実力行使も辞さないようなことを言っていたが中国は太平洋に中国空母を出航させるという威嚇を行った。まだ中国はロシアよりは愚かではない。じっくりと台湾を取り込むための対策を取り続けていくだろう。政治的に経済的に外交を通じて包囲網を狭めていくのではないかと思う。ロシアの侵攻のような直接的な対応をとらないことを願うばかりである。日本や東アジアにとっては重大問題なのだ。注意深く注視していくことが大事だ。

1日でも長く平穏が続くことで時代の変化によって自然に台湾問題が解決していくことが望ましい。台湾の人々だって急激な変化は望んでいないだろう。