総統は米国へ。元総統は中国へ。

台湾は揺れそうだ。

与党の前総統蔡氏は米国を訪問し、野党の元総統馬氏は中国を訪問している。

国民の心は揺れそうだ。明らかに選挙を意識しての行動だ。選挙を控えて国民はどうするのだろうか。

自由・民主を取るのか経済を重視するのかという選択を迫られそうだ。台湾の外交は中国の経済力を背景に次々に断交をする国が増加している。国民もまた中国からの経済という甘い誘惑に勝てるのかどうか。香港を見るまでもなく自治という微妙な選択では必ず中国に取り込まれ将来的には併合されるのは目に見えている。野党の政治家たちがすり寄って行くと政治的・経済的に取り込まれるのは目に見えている。

国民は将来的に軍事的な争いに巻き込まれるよりは自由や民主は失うかもしれないが経済という恩恵で我慢するという選択もある。

台湾の国民がどんな選択をするのか注目してみていきたい。