安保理の機能不全いつまで。

北朝鮮が発射した弾道弾が北海道の渡島半島近くに落下した。

安保理が緊急開催されたがいつも通り中・露の拒否権にあって非難声明すら出せない。

そんな状況が続き安保理はまさに機能不全の状況。これは国際的にロシア侵攻のような状況になった時には国際社会はなにもできない状況になる。イスラエルのシリアへのミサイル攻撃もインド・パキスタンの国境紛争もなにも解決できないという状況ということだ。逆にいえばロシアや中国の友好国に問題がでても米国などの拒否権にあって安保理はなにもできないということ。こんな緊張関係で国際社会が続いていく。

北朝鮮の問題が解決できないようでは中国・ロシア・フランスやドイツ・米国などが侵攻に類する問題を起こしても解決できるはずがない。

人権や領土・安保など基本的な問題について安保理や国連はきっちりした仕組みをつくるように国際社会が動いた方がいい。自然災害では同一歩調を取れるのだからそれと同等な問題については国際社会が拒否権などという大国優先の論理はやめて対応ができる体制を早急に立ててほしいものだ。