「問題は誰に譲歩するかだ。」

ウクライナのゼレンスキー大統領は言う。

「譲歩そのものが問題なのではない。」「問題は誰に譲歩するかだ。プーチンにするのか。NOだ。信頼できないからだ。彼と対話するのか。NOだ。信頼できないからだ。」

領土に譲歩することはないと。少しでも譲歩したらまたやってくると。領土も首都も民間人もインフラもウクライナにミサイルを容赦なく撃ち込まれたゼレンスキー大統領にはプーチン大統領に対する信頼はゼロかゼロ以下だろうということは理解できる。

ロシアのウクライナ侵攻はそれほどまでに理不尽で酷いものだということだ。

時には同じ民族といい兄弟のようだと言いながらウクライナ侵攻は口とは裏腹に容赦のないものだった。そんなプーチン大統領を信頼することはないだろう。

ここまでくるとロシアのためというよりもウクライナのロシア系の人々の救出というよりも自己の身の保全のために負けられない戦いをしているように見えるのは自分だけか。兵士の命を湯水のように消費していいのだろうか。早い時期での撤退を。