したたかなエルドアン大統領。

NATO加盟国でもあるトルコの大統領がプーチン大統領と会談して両国の貿易を増大させることで合意したという。トルコは国連とともにウクライナ穀物輸出の仲介をとったり停戦交渉でも仲介をとるなど西側のロシアへの制裁にも加わらず、スウェーデンNATO加盟には強硬に反対しつつ交渉で何らかの見返りを取ったと考えられている。

とにかくトルコのエルドアン大統領はしたたかな大統領でることは間違いがない。

ロシアからの天然ガスもトルコだけは順調に入っているという。穀物も十分に入るだろう。理不尽なロシアに大きな網をかけても目が粗すぎて大国・小国・すばっしこい国が漏れていく。エルドアン大統領やロシアのラブロフ外相を相手にする外交というのは難儀だなあ。NATOも大変だ。こんな大統領を抱えているとかき回されるなあ。

ロシアのプーチン大統領はしてやったりとにんまりだろう。