初の拒否権の理由説明。

安保理北朝鮮のミサイル発射に関して制裁決議に対して拒否権発動した中国とロシアに対して国連総会で発動の理由を求めることになった。

両国が出席して理由を説明するかどうかは分からないがどうなるか注目だ。

前回の国連総会での拒否権発動への理由説明をすることを決議したことを受けたもので国連総会初のことである。今後の安保理の動向を占うとともに国連の権威が保たれるかどうかの試金石になるだろう。国連を機能させるために国を代表する人たちは真剣に議論してほしいものだ。安易な理由での拒否権を許してはならない。特に大国といわれる常任理事国には世界の平和や世界の安定に自国の利益を図るだけでない責任があってしかるべきだろう。大戦後の人類の知恵が進んでいるかどうかが試される場となる。