安保理の拒否権は変化するか。

国連の安全保障理事会。いつもながら大国は拒否権を行使してまとまることがないことが続いてきたけれど国連総会で拒否権を行使した場合には総会での説明責任を課すことが決まったという。この間の流れを見ると一方的に自分たちの都合を述べるだけだから説明責任といっても効果的とは思えない。ないよりはましな程度になりそうだ。

大国の指導者が拒否権行使の場合に国連加盟の人たちを説得できるような熱意をもって仕事をしているならいいのだが・・。今回のロシア侵攻のようにどう考えても理不尽なのに堂々と勝手なことをいい、中国やインドのように自分たちの国益にあわないと判断すれば世界の利益を無視してもロシアを非難しない。曖昧な棄権はロシアに賛成と同じ効果なのだ。それで口を拭っている。嫌だなあ。

国連事務総長はロシアとウクライナを訪問したけれど中国とインドの大国も訪問したほうがいい。人権を守るためには反対する大国を説得することだ。頑なになってる当事国だけでは解決しない。まずは両国の国連大使を説得しそして両国を訪問することだ。

そこまでして国連が仕事をしたと言えるのではないか。

上海ではコロナでロックダウン。インドでは熱波という。争いをしている場合ではないののだが・・・。地球規模で解決しなければならない問題が山積みなのに・・・。