10増10減。衆院定数。

衆院小選挙区の定数変更は最高裁などで1票の格差是正で10増・10減で対応するのだが東京都が5人増えるなど大都市中心の定数増になるのに地方の県では定数が減らされる。自民党内では異論続出という。

確かにこのままいけば東京都や首都圏の議員ばかりにいずれなるかもしれない。

解消法は2つではないか。一つは2割とか3割とか面積比もいれることだ。もう一つは参院などの定数を地方に多く振り分けて均衡を保つこと。このまま人口比だけでいくとますます議員数は首都圏中心になっていくだろう。地方創生とか地方活性化とかいっても自分たちの身が危うくなるからどうしても地元民有利の法律を作りたがるだろう。

このまま首都圏集中でいいのかという議論も必要だ。その解決策のひとつが面積比の導入ではないか。

一番面積の広い北海道からいくと面積比も多少なりとも考慮してほしいものだ。

かっては榎本武揚が独立国にしようとさえした北海道である。もっと議員が増えたら北海道の開発も進み人口も増加するだろう。