米国の安保理の拒否権は信頼を失う。

イスラエルガザ地区の攻撃にたいして「人道的停戦決議」案を安保理は提案したのに対して米国は拒否権を発動したのはどうなのだろう。

米国はイスラエルを説得するだけでもしかしたらガザ地区に平安が訪れる。

拒否権を発動しないで停戦決議を通過したら満場一致で世界は動く可能性が高い。それにもかかわらず大国ロシアと同じように自国の利益だけで拒否権を発動した。

拒否権を発動したのなら早急にイスラエルの攻撃をやめさせ人質解放への具体的な道筋を国際社会に示して米国だけで解決できるなら拒否権もありだけれど現状ではイスラエルの攻撃をただ継続させて人命が失われていくことを見ているだけになりかねない。

大国の責任とは自国の利益だけでなく世界の平和や安定などを追及する理念が必要なのだ。このままでは米国もロシアと同等として信頼を失っていくばかりでありそれが国際社会の混乱を助長し続けることになりかねない。