「ウクライナ支援に暗雲」米国。

米国の下院議長の退任劇問題はウクライナ支援に影響を及ぼしそうだという。

ウクライナ支援の予算が宙に浮いたままなのだ。共和党ウクライナ支援には一部懐疑的な議員がいることで予算成立が危ぶまれているからだ。折角EUの外相会議ではウクライナ支援でまとまっているのに肝心の米国の国内がゴタゴタしていては・・・・。

ロシアのウクライナ侵攻が成功したら今以上に米国・中国・ロシアの関係修復にはもっと大変なものになるだろう。ロシアのウクライナ侵攻が正当化されるものかどうかということはこれからの国際協調に難しい問題を引き起こすのは間違いがない。現在だって国連の機能不全はロシアが大きな問題になっているのだ。今は各国協調してロシアのウクライナ侵攻は大国の横暴以外のなにものではないと非難し続けてプーチン大統領に撤退の決断をさせなければならない。ロシアや中国はロシアへの経済制裁が混乱の元凶のようなことをいうけれど他にどんな手段があるというのか。ロシアにむけて核も含めた軍備を向けたら良かったのか。やっぱりロシアがいまだに強気でいられるのは経済制裁という柔らかな撤退要求だからであろう。ロシアはどう理解しているのだろうか。