78回目の原爆の日。

原爆の日の広島の平和式典に国連の事務総長グテレス氏が言葉を寄せた。

「核戦争が起こり得るという警鐘が鳴り響いている。」

世界の人々は国連のグテレス事務総長の言葉に耳を傾けなければならない。特にこれまで何度も核の脅しを言葉にしてきたロシアの指導者はしっかりと耳を傾けなければならない。人類の破滅の引き金になりかねない核兵器を軽い言葉で脅しに使ってはならない。ヤクザが刃物をちらつかせたら脅迫罪で捕まるのに人類を滅亡させるような核兵器を使って自分たちの目的を達成しようとするのはヤクザよりさらに悪質と言えるだろう。何度もいうけれどロシアは国連の安全保障理事会常任理事国である。一般の加盟国よりももっと安全保障については責任重大である。国連を機能不全に陥れている責任も重大である。はやくロシアはウクライナから撤退して国際的に信頼される国に立ち返るべきだろう。どんな大国も1国だけでは立ち行かない時代になっている。各国が協力して地球を守り生命を守る責任があるのは明らかだ。

6日は78回目の原爆の日であり平和祈念式典が開催され広島の松井市長は平和宣言でG7で発表された「広島ビジョン」で示された核抑止論は破綻しているとしている。

核廃絶は望まれるけれど現実的に核保有国、特にウクライナに侵攻し核の脅しをしているロシアの首に誰がどのように鈴をつけるのかという疑問が残る。