アフリカ諸国に食い込むワグネル。

ワグネルの反乱は終わったけれどワグネルはアフリカ諸国で存在感を示していた。

アフリカのマリではロシア様様なようだ。なにしろフランスの植民地から独立はしたけれど今度はイスラム過激派で治安が悪化。フランスに援助を頼んだけれど結局どうにもならずロシアが介入して一定の治安回復を得たらしい。暫定軍事政権はロシアのワグネルによって軍事力を強化して治安が回復したことでマリの国民の支持は高いという。

イスラム過激派が活躍する中東やアフリカなどではなりふり構わず軍事力で治安を回復してくれるロシアの評価は高いのだろう。宗教も絡んで難しい問題だなあ。

アフリカではワグネルは埋蔵物の利権を見返りに得ているという。国民にとってはどうせ一部の人に恩恵がある利権よりは治安で安心して暮らせる環境なのだろう。

こんな国はアフリカや中東では多いのだろうと推測する。国民の自助努力で国が成り立つように援助するだけの手助けではどうにもならない国があるということだ。

政権とロシアが組む時、信頼関係は強固になる。人権だ経済だ教育だと言ってるだけでは治安や紛争が絶えず起こり結局難民となって自国では暮らせない事態になるよりはワグネルのように強力な軍事力で国を治めてくれるほうがいいと考えるのも分からないではない。どうすればいいのだろうか。