原発処理水問題。

いよいよ福島原発の処理水の海洋放出が現実味を帯びる中で国の内外から反応がでている。韓国では処理水放出を懸念して塩価格が上昇したり日本の魚の輸入に懸念を表明している。中国はもっと激しく中国大使館が説明会の開催にも「謝った情報をばらまいている。」「狙いは国際社会の耳目を惑わせることだ。」と激しく非難している。

日本の漁業会が海洋放水に反対の態度を明確にしたことも海外では思惑も含めて非難を強める元になっているのだろう。

史料によれば中国の原発では日本のトリチウムの放出量の4~5倍の年間放出をしているというし韓国でも日本の放出量よりも多いことが示されてる。これは難しい問題だから国連などの機関に監視してもらってでも納得していただけるように継続的に説明していくしかないのだろう。同時に日本の説明が正しければ国連などの機関に世界の原発処理水放出の状況などを公正にアナウンスしていただいて納得していただけるようにするしかないのではないか。難しいなあ。国と国だからなあ。漁業者も反対だろうなあ。生活が絡むからなあ。