米中外交トップ会談。非難の応酬。

気球問題で米中が緊張するなかで初めて米中の外交官のトップ会談がドイツのミュンヘンで開かれた。中国の言い分は「民間の気球を撃墜したのは武力の乱用だ。」一方米国は偵察用かもしれない気球が領土に入ったのだから撃墜して当然。」こんな言い分で非難の応酬になったと伝える。気球について国際的規約がないのが気にかかる。

もしドローンだったら間違えて領土に入ったら撃墜するのは当然だろう。

民間の気球だったとしても大型で航空機に衝突するかもしれないほどの気球ならば撃墜するのはしょうがないしコースが外れたといういい分もまずは謝罪すべきだろう。

中国としては「民間」ということと「偵察用」というのは絶対に認められないところだから相手を非難することで真実を隠そうという意図が見えるようだ。

外交とは自国の都合のいいところを見て相手を非難することが外交手腕のようなところがあるのは残念。外交とは信頼の構築でなければならないと思うが・・・。