党首公選制提唱で除名。

党首公選制を提唱した共産党員のジャーナリストが党の規約に反するとして除名処分された。共産党の規約が目に触れたことに興味がある。

「派閥・分派をつくらない。」「党の統一と団結し党に敵対行為はしない。」「党の決定に反対する意見を勝手に公表しない。」これで党首公選制を提唱したジャーナリストが除名になったらしい。

かって共産党が支配したロシア、いまも共産党が主導する中国・北朝鮮も日本の共産党と同じような規約があるのだろう。やっぱり権力が集中するのも当然な構造なのだろう。派閥・分派を作るから切磋琢磨して党は民主的運営になる。統一と団結ということは少数の意見は無視せざるを得ない。権力が集中していて決定されるから反対意見は何も言えない。勝手に公表したら除名される。当然の結末なのだろう。

共産党の党首公選制の提唱は大きな問題で共産党の存立に関わる重大なことと分かっただけでよかった。勉強になった。