規制緩和は本物か?中国。

ゼロコロナ政策に反対して大規模なデモに発展した中国の都市ではぞくぞくと規制緩和を発表しだした。政府は単なるコロナ感染への認識の違いと捉えて緩和をしだした。

上海では地下鉄や屋外の公共の場所での陰性証明が不要になったという。屋外に出るのに陰性証明が必要というからにはいかに不自由な生活を強いられていたかということ。

それでもマンションにだれか陽性者が出ると皆が外出ができないという状況は変わらないという。とにかく政府はデモなどまとまった抗議行動を抑えたいという思惑が透けて見える。科学的治験に基づいてといってるが本音はゼロコロナ政策は政府の基本政策だったのだから完全に変えることができないのが本音。習近平主席の権威が落ちると考えるのは当然だ。だから都市毎に状況をみながらやってるのだろう。

その意味では中国のゼロコロナ政策の緩和はどうなるかは不明だ。考えてみれば元々のコロナ感染は中国の武漢だったというのはもはや忘れ去られているようだがその時の中国の屈辱感は忘れられないから何としても完全にコロナを払拭したいのだろう。