中国共産党の良識?

秋に行われる5年に一度の中国共産党大会を前にして古参の共産党員3人が異例の文書を出した。「指導部の権力集中や個人崇拝に警鐘」を鳴らし、「陰謀家の野心を防ぐには制裁や罰則」が必要などとしている。

習近平主席に権力が集中している折にこんな文書が出ること自体に驚きとともに共産党内にもこんな大胆な提言がでるという良識?に独裁も完全ではないことにホッとする。

ただ外からみていると習近平主席の権力集中が進んでいると思えるだけに文書をだしたという古参党員という人たちの安全が確保されてるのかどうか心配である。それでなくとも共産党員高官の謎の死もしきりに囁かれるこの頃である。良識の声が大きくなることを期待して見守りたい。